平成27年10月13日(火)14:00~16:00、群馬県庁ビジターセンター(2階)において、「何のための課題探求型学習か」というテーマで大谷大学文学部の荒瀬 克己教授による講演を聴講する機会がありました。
本講演は、平成27年度学力向上推進事業第2回学力向上検討委員会に係る講演ということで、群馬県教育委員会が文書を発出し各校1名の参加を呼びかけた講演です。
ポイントは、以下の3点でした。
(1)学力とは何か
(2)どうすれば向上するのか
(3)学校(教員)は何をすればよいのか
学力については、中教審がまとめた論点整理を中心にお話しされました。
学力の三要素として、学校教育法第30条の2項に示される以下の3点を確認しました。
(1) 基礎的な知識及び技能を習得させるとともに、
(2) これらを活用して課題を解決するために必要な思考力、判断力、表現力その他の能力をはぐくみ、
(3) 主体的に学習に取り組む態度を養う。
いわゆるアクティブラーニングは、学習内容が「長期的記憶」になりやすい、なぜなら「学習意欲が喚起された深い学び」を構築できるからという。
市川伸一氏の「教えて考えさせる授業」などの例も挙げられ、「活用」・「転移」の重要性を指摘されていました。
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